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高強度繊維コンクリート[カナクリート]特殊部

高強度軽量繊維コンクリート [カナクリート]特殊部

無電柱化推進法に対応した製品 カナクリート 特殊部 の製品説明

無電柱化(電線類地中化)を推進していくうえで、整備コストが高いことが課題の一つとなっています。
電線共同溝事業の整備にあたっては、整備方式や、使用する材料等を設計の段階で比較検討し、低コスト化を図ることが重要視されています。国土交通省道路局事務連絡「電線共同溝整備マニュアルの改訂について(依頼)」(平成元年9月10日)で、 「特殊部における施工性を考慮した材料の比較検討」項目で、高強度や軽量なコンクリート等の一般的なセメントコンクリートとは異なる材質についても、所要の強度が得られることを確認したうえでそれらを使用できるものとする。とされました。
[カナクリート]はカナフレックスが開発した高強度繊維コンクリートであり、軽量さと強靭さを兼ね備えています。その素材の特性を活かし、無電柱化(電線類地中化)の推進に貢献するため開発した製品が、この『高強度繊維コンクリート[カナクリート]特殊部』です。

特殊部とは

電線類を地中に埋める手法として電線共同溝方式があります。
電線共同溝は主に、特殊部、管路部、引込管などで成り立っており、特殊部は、地中にケーブルを入れたり、接続作業をするための箱です。大きなくくりではハンドホールやマンホールとも呼ばれます。
特殊部は、地中に埋設しているケーブルの維持管理や分岐などに使用されます。
特殊部に対して、管路部にあたる当社の製品が「カナレックスML」となります。
組み合わせて使用することで大幅な工期短縮やコストの削減を可能にします。

カナクリート 特殊部の特長

高強度軽量繊維コンクリート[カナクリート]特殊部は、軽量で強靭な[カナクリート]製の特殊部。
[カナクリート]は特殊繊維を配合した繊維コンクリートで、超軽量かつ鉄筋コンクリートの約2倍の圧縮強度と、約3倍の曲げ強度を実現。
[カナクリート]特殊部とカナレックスMLを併用することで、作業の効率化により、工費の削減、工期の短縮が図れるためトータルコストを約1/2以下に抑えることが可能です。
無電柱化 低コスト手法対応で、補助金対象になります。

  • 重さは普通コンクリートの約60%
  • バックホーでラクラク吊れる
  • ワンタッチ継手を工場で取付けて出荷 カナレックスMLをワンタッチ接続可能

高強度

高強度繊維コンクリート[カナクリート]は鉄筋コンクリートの約2倍の圧縮強度と
約3倍の曲げ強度を実現。
※特殊部Ⅰ型(BOX型)と特殊部Ⅱ型(U型)の耐荷重試験は動画でご覧いただけます。

[カナクリート]の曲げ破壊強度試験と圧縮強度試験

軽量

高強度繊維コンクリート[カナクリート]製の特殊部の為、重さは普通コンクリートの約60%。
バックホーで吊ることができます。

【特殊部Ⅰ型】 W1200×H1200×L1500mm 本体重量:2800kg (普通コンクリートの場合:5000kg)

【特殊部Ⅱ型】 W900×H1200×L1500mm 本体重量:1500kg (普通コンクリートの場合:2800kg)

【沿道活用方式 小型特殊部】W900×H500×L1100mm 本体重量:450kg (普通コンクリートの場合:780kg)

※他、ラインナップは下記の表をご覧ください。

特殊部つり上げ

工期の大幅短縮

ワンタッチ接手(ベルブロック及びベルマウス)を工場で取り付け現場にご納品できます。
エポキシボンドを使用して取り付け。工場生産品ですから、品質が安定しています。

特殊部のワンタッチ接手

接続はワンタッチ接続

カナレックスMLとの接続は、ワンタッチで出来、スピーディーかつ確実に行えます。

特殊部とカナレックスMLのワンタッチ接続

カナクリート 特殊部の紹介動画

カナクリートについての説明動画

↑※カナクリートの説明動画には外壁パネルの紹介も含まれています。

カナクリート特殊部のラインナップ・重量比較表

高強度軽量繊維コンクリート [カナクリート]特殊部U型のラインナップ・重量比較表
高強度軽量繊維コンクリート [カナクリート]特殊部BOX型のラインナップ・重量比較表

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